愛子天皇実現へ：国連勧告に反論も矛盾
プレジデントオンラインに宗教学者で作家の島田裕巳さんの記事が書いていましたね。皇位継承の問題でけっこうこの記事は話題になっていましたね。
あまり皇位継承の問題を記事にしても話題になることは少ないのですが珍しいですね。10月末に国連から民法改正勧告がなされたということですね。
そして皇位継承についても含まれ、皇位は男系男子が継承するとする皇室典範の改正も求められているわけですね。ただ宗教学者の島田氏によると保守層、あるいは男系固執派には、いまだに旧皇室典範の考え方が受け継がれているように見えるということですね。
まぁ受け継がれているというかカルトだから考え方は言っても変わらないんですけどね。でも思わぬ形で、日本は愛子天皇実現の方向にむかわざるを得なくなったということですね。
10月29日、国連の女性差別撤廃委員会は日本政府に対する勧告を含めた最終見解を公表したわけですね。その勧告では、夫婦が希望すれば結婚前の姓を名乗ることができる選択的夫婦別姓を可能にするよう民法改正を進めるとともに、皇位継承における男女平等を保障するため、皇位は男系男子が継承すると定めた皇室典範を改正することが求められているわけですね。
ただ現在の皇室典範では、第一条で、「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する」と規定されているわけですね。そしてこの規定が女性差別にあたると勧告したわけですね。
国連が選択的夫婦別姓導入のための民法改正を勧告するのはこれが4回目のようです。そして皇位継承のことについては初めということですね。
2016年に同様の勧告に盛り込もうとしたけども、日本政府が猛抗議することで、それは削除されたわけですね。でも今回は勧告に含まれることとなったわけですね。
正式に勧告として出されたのでそれに対して何らかの返答を出さなければいけないということでしょうね。これに対して、林官房長官は記者会見で勧告において「皇位継承にかかる記述がされたことは大変遺憾だ」と述べ、同委員会に強く抗議し、削除を申し入れたということですね。
まぁ以前は勧告される前に削除させたわけですがしっかり勧告された後ですからね。そして皇統を守る国民連合の会の会長である葛城奈海(なみ)氏は、同委員会で反論のスピーチをしたわけですね。
天皇は祭祀(さいし)王だということですね。ローマ教皇やイスラムの聖職者、チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ法王はみな男性なのに、国連はこれを女性差別だとはいわないということですね。
ではなぜ日本にだけそのように言うのかと発言したわけですね。でもこの会は任意団体で日本を代表しているわけではないわけですね。一団体として発言しているだけってことですね。
そして女系天皇容認論に強く反対し、戦後に臣籍降下した11宮家の皇族復帰を求めている団体だということですね。この国連の勧告は法的拘束力を持つものではないので、ただちに日本が皇室典範の改正を行う必要はないということですね。
でも、その方向にむかわなければ、同委員会は、次の機会にも同じ勧告を行うはずでそれは、一定の圧力になるわけですね。
ちなみに皇統を守る国民連合の会の葛城会長は統一教会が過去に合流していたことで知られている産経新聞の取材に対して、毅然と『国家の基本』を継承していく姿勢を貫くべきで勧告はスルーして構わないと述べているようです。
まぁそもそも一団体の反論だからそっちの方が国連に比べて何の効力もない無意味な発言なわけですね。葛城氏は、ローマ教皇やダライ・ラマ法王のことを反論の材料にあげているわけですね。
たしかに、ローマ教皇はこれまですべて男性でしかも、カトリック教会では、女性が神父になることを認めていないわけですね。でもそれは、プロテスタントとの決定的な違いで、プロテスタントでは女性の牧師がいくらでもいるわけですね。
そしてダライ・ラマも、現在で14世になるが、こちらもすべて男性でありチベット仏教では尼僧もいるが、女性がその最高位につくことはないということですね。
ただこの葛城氏の反論はもっともなものに思えるかもしれないが国連の委員会が出している勧告は国に対して出しているわけですね。
そもそも女性差別撤廃条約に同意した国連の加盟国にかぎられていて日本はその対象になっているけどもローマ教皇の居住するバチカン市国は国連の非加盟国だということですね。
それに、カトリック教会は世界に広がった宗教組織であり、国連と直接に関係を持っているわけではないということですね。
ちなみにダライ・ラマの場合には、かつてはチベット政府の元首であったけども現在ではチベットから追い出され、亡命政権となっているということですね。
だからチベット亡命政権なので国連には加盟していないし、チベットは中華人民共和国の領土となっているわけですね。だから当然国連はローマ教皇やダライ・ラマが男性ばかりで女性差別だからといってその是正を勧告することは、そもそもあり得ないということですね。
まぁ葛城氏がそのことを理解しているのかということですね。ローマ教皇やダライラマは宗教の教祖的な位置にいるけども天皇は日本の象徴で日本人の中にはキリスト教もいれば仏教もいるわけですね。
だから教祖ではなく象徴としているわけですね。国連はそもそも宗教ではなくてそれぞれの国の政治の問題として扱っているので宗教団体に勧告はしていないわけですね。
国連は他の王室がある国にも言ってきたので、日本にも言っているだけということで皇室も、王室一般ととらえられているということですね。
ヨーロッパの王室でも、かつては男性しか国王になれないところが多かったけども、第2次世界大戦後、男女同権の考え方が広まることで、第1子が男女を問わず王位を継ぐ長子相続制をとる国が増えてきたということですね。
現在女性の王位継承を認めない国はリヒテンシュタインだけということですね。葛城氏の国連に対する宗教団体にはなぜ言わないのだという批判は逆に日本側の認識の誤りを露呈する形になってしまったわけですね。
しかも、男系男子に限定したのは明治からなわけですね。日本の歴史を振り返れば、飛鳥時代から奈良時代にかけては、多くの女性の天皇が存在したわけですね。
天皇の半分は女性だったわけですね。天皇を男性に限定したのは、明治時代からで、皇統は男性男系に限るという考え方は伝統ではないわけですね。
国連の委員会は選択的夫婦別姓に対する勧告を4回目だしてきてとうとう国会で動こうとしているわけですね。当然皇室典範の改正に関しても何度もこれから勧告が予想されるわけですね。
もし仮に女性宮家が実現されたとしてもその皇族女性と結婚した配偶者や、その間に生まれた子どもの扱いをどうするかですね。
現在のところでは、女性宮家の配偶者や子どもは皇族とはしないという考え方が有力ということですね。愛子さまが結婚して女性皇族として残れるようになった場合にその夫や子どもは皇族ではなく、一般国民にとどまることになるわけですね。
これは男性宮家の妻や子どもとの間に格差が生まれてきて、男性宮家の妻や子どもは、そのまま皇族になるので新たな女性差別が生まれるわけですね。
国連の委員会はそれも問題にするだろうということですね。しかもその勧告はさらに厳しいものになるかもしれないということですね。
新しい差別を政府が生み出したことになるので勧告に対して反論することが、今以上に難しくなっていくわけですね。そもそも、皇統を男系男子に限定した時には側室制度があったわけですね。
だから側室をなくした時に安定的な皇位継承が出来るか改めて話し合ってその時に側室を残すか廃止にして安定的な皇位継承について考えなければいけなかったわけですね。
そもそも日本の歴史の中で多くの女帝が誕生しているので皇統は男系男子に限るという根拠はほぼゼロなわけですね。ただ単に明治時代にそのように決めたからとしか言えないのが現状なわけですね。
しかも、それを規定している皇室典範は、現在では一般の法律とかわらないもので、国会の議決でいつでも改正が可能だとうことですね。
ちなみに戦前の旧皇室典範は、皇室にのみかかわる「家憲(かけん)」とされ、官報にも掲載されず、発表も非公式だったようです。
ただ「典憲(てんけん)」ということばがあり、大日本帝国憲法と同格と見なされてきたわけですね。だから帝国議会によって改正ができなかったわけですね。
でも戦後の新しい皇室典範は国会の議決でいつでも改正が可能になったわけですね。そもそも戦後の皇室典範が生まれた時に皇室法という名称に代わっていたらいつでも改正が可能というイメージが生まれていただろうということですね。
だからまずは皇室典範を皇室法と改称することが手初めに必要なことではってことで終わっていましたね。まさにその通りですね。
百田尚樹と玉木雄一郎：男系男子が自滅
まぁ今はいろいろと男系男子の国会議員もボロが出てきていますね。最近炎上したのは作家で日本保守党代表の百田尚樹氏の発言ですね。
まぁよく炎上する人ですがこれまでとは違うのは国政政党の代表になったわけですね。だから政党の活動を助成する目的で国庫から交付される政党交付金が支給されるわけですね。
つまり税金が支給されるわけですね。だから日本保守党以外の支持者からも文句を言われる立場になったわけですね。
百田氏は11月8日にYouTube番組の中で少子化対策について議論した際に、｢女性は18歳から大学に行かせない｣や｢25歳を超えて独身の場合は結婚できない法律にする｣とか「女性は30歳超えたら子宮摘出する」といった発言をして炎上したわけですね。
もちろんSFと前置きをした上での発言ですが前置きをしたら何を発言してもいいという認識に炎上しているのですがそれすらも理解できていないわけですね。
衆議院選挙中も飯山あかりさんとバトルしていたから子宮摘出の発言をした時も飯山あかりからしか言われていないような発言をしていましたが炎上が収まらずに謝罪したわけですね。
まぁ百田尚樹さんは明らかに飯山あかりさんを対象にして頭のおかしなクソババァ発言とかもしていますが女性軽視発言の塊ですからね。
しかもメディアに取り上げられてからも10社以上が私の発言を取り上げたけども元動画を全て見ていた人は一人もいなかったとしてSFと前置きしたから問題ないという見解を示したわけですね。
フィクションとして語ったとしても国政政党の代表になったので政治的な思想と切り離して捉えることが難しい立場なわけですね。
そして百田尚樹氏はこの投稿の言い訳としてアンチの切り取りは最後の一文を理解していないとして出産年齢の限界を女性たちに意識させるにはこれくらいの突飛もないSF的なものにしないと難しいと投稿したわけですね。
これは少子化問題は女性の責任にしてこの言い訳の投稿にも女性軽視の内容が含まれているからかなり究極的な女性軽視な考えだということがわかるわけですね。
ただ日本保守党の支持者は百田氏の発言はSFと言ってるだろうがと百田氏の発言を全力で支持しているわけですね。何をやっても保守党を擁護して批判に対しては罵倒するわけですね。
こういった姿勢は身内にはウケるけども外から見るとドン引きされるわけですね。このチャンネルでも秋篠宮家を批判すればウケますが例えば佳子さまを少しでも褒めると罵倒してくる人もいるわけですね。
そういった発言は身内だけではウケますが多くの国民からしたらドン引きされるわけですね。このチャンネルの視聴者はなんでもかんでも秋篠宮家は批判しろとか小室圭を批判しろと言う人が多いと思いますが僕は褒めるところがあれば褒めます。
他の皇室チャンネルのほとんどは秋篠宮家だけ叩いたりしてそれはやりすぎだろと一部から叩かれるとそういうコメントはブロックするのでそういうチャンネルを登録している人はなんでもかんでも秋篠宮家は叩かないとダメだという風に洗脳されているわけですね。
でも僕は批判的なコメントも基本的にブロックせずに全て受け入れています。だからどうしても秋篠宮家や彬子さまに対して批判的な意見しか受け付けないという人はそういうチャンネルはいくらでもあるので無理してこのチャンネルは視聴しなくていいよということですね。
ただ意見は全て受け入れるのでこの発言のここがおかしいとかあればコメント貰えばすべて読んでいるのでコメントください。
まぁただ百田尚樹さんの発言が炎上しやすくなったのはブロック機能の一部無効化も影響しているでしょうね。これまでは百田尚樹氏に批判的なコメントをする人は徹底的にブロックしてきたわけですね。
僕も直接絡んだことがないのにいつの間にかブロックされていました。でもブロック機能の一部解除で見れるようになったわけですね。
だから百田尚樹がこんな発言しているよと言うのがどんどん拡散されるようになったのでしょうね。まぁ日本保守党の河村たかし議員は金メダルかじり事件とか女性歌手に対してセレモニーでスカートは短い方がええでと言ってしまう人ですからね。
日本保守党とか男系男子に固執した人たちからはこれからも女性軽視の発言とかどんどんボロが出てくるでしょうね。そうなれば男系男子という考え方もあれっと思う人が増えるのではないですかね。
今は飯山あかりさんが煽ってきてそれに対して百田尚樹の信者が攻撃しまくって両方とも我慢が出来ない性格だから両方からボロがどんどん出てきますからね。
日本保守党の支持者とか保守を名乗る人たちをなんとなく支持していた人が男系男子を訴えている人達って実はヤバい人たちばかりでそれを支持している自分の矛盾に気付くかもしれませんね。
選択的夫婦別姓に関してもこれまで自民党と公明党の政権だったから民法改正案が廃案になってきたけども選択的夫婦別姓の導入を審議する法務委員会の委員長に、立憲民主党の西村智奈美氏が就任したわけですね。
まぁこの選択的夫婦別姓に関してもアンケートを取れば賛成が多いのではないですかね。そして強く反対する人達も男系男子の人達なわけですね。
もっといえば9割以上の人はどうでもいいと思っているのではないですかね。子供の姓がややこしくなるのではとかいろいろあるけども結局は選択的夫婦別姓だから強制ではないわけですね。
だからいじめられるかもと思った人は選択せずにこれまで通りどちらかの姓に統一するでしょうからね。あくまでも選択的夫婦別姓なわけですね。
個人的には一番反対している高市早苗議員が本当は一番この法案に賛成なのではないですかね。高市早苗さんは子供がいるバツイチの山本拓議員と結婚したわけですね
それで離婚したわけですね。そしてまた山本拓氏と再婚したわけですがその時に山本拓さんが高市姓になったわけですね。だから高市拓になったわけですね。
だから高市拓さんの実の息子は山本なわけですね。両親が高市なのに子供は山本なわけですね。子供はそのことを後で聞かされたようです。
選択的夫婦別姓があれば恐らく夫は山本のままを選んだのではないですかね。息子と同じ名字のままを選択したのではないですかね
まぁ皇室に関してもほとんどの国民は自分たちの生活に直接的に関係がないからどっちでもいいというような感覚なんでしょうね。
でも実際は国のトップが天皇ではなくて総理大臣になれば政党によってはいつでも戦争が出来る国になるということを知らないわけですね。
でも天皇がトップにいることで簡単に政権与党の考えだけでは戦争が出来る国にはならないわけですね。
まぁそれにしても玉木雄一郎さんも不倫が発覚しましたが首班指名の時を狙ってスキャンダルが出た感じですね。多分前からストックがあってどのタイミングで出すかって感じだったのでしょうね。
リハックというチャンネルで10月30日に石丸さんと玉木さんで生配信する予定だったようでそれをドタキャンして不倫デートしていたようですね。
選挙で忙しいのかなと思っていたら不倫の方で忙しかったわけですね。つまり政治よりも不倫を優先したわけですね。仕事をほったらかして不倫をする人ということが判明したので本当に政策を頑張ってくれるのかなってことで有権者も離れるでしょうね。
特に女性からの支持が減るでしょうね。これから選択的夫婦別姓の議論とかも国会で行われてきたら男系男子の人達も国会の議論で女性軽視発言とかボロが出てくるかもしれませんね。
その流れで女性天皇や女系天皇と皇室典範改正の議論にも発展すればいいですね。
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