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愛子さまカレンダー2027が発売前から人気 「愛子天皇」求める動きも拡大、皇室典範改正後に何が起きているのか

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愛子さま人気が、2027年版カレンダーでも改めて注目を集めています。

主婦と生活社が2026年10月9日に発売する「愛されるプリンセス 愛子さまカレンダー2027」は、発売前からネット書店のランキングで上位に入り、楽天ブックスでは9月15日の日別「その他」部門で1位を記録しました。30センチ四方の大型壁掛けタイプで、2027年1月から12月までの愛子さまの写真を楽しめる内容です。

2026年版も大きな話題になっただけに、今年も「愛子さまカレンダー」が年末商戦の注目商品になる可能性があります。

そして興味深いのは、単なるカレンダー人気だけでなく、愛子さまをめぐって現在「皇位継承」の議論まで再び活発になっていることです。

2026年7月に成立した皇室典範等の改正法は10月24日に主要部分が施行される予定ですが、その内容をめぐっては今も議論が続いています。

さらに10月10日には東京で「愛子さまを皇太子に!」と訴えるデモも予定されています。

いま愛子さまをめぐって、何が起きているのでしょうか。

愛子さまカレンダー2027、10月9日発売へ

「愛されるプリンセス 愛子さまカレンダー2027」は、主婦と生活社から2026年10月9日に発売されます。

国立国会図書館の書誌情報によると、全28ページ、300ミリ×300ミリの大型サイズで、2027年1月から12月までのカレンダーに加え、「愛子さまの歩み」なども収録されています。

出版社側の紹介では、皇室行事やご公務で礼装された姿から、天皇皇后両陛下と一緒の比較的カジュアルな姿まで収録するとされています。


発売前の段階からランキング入りしていることを考えると、今年も一定の人気を集めることは間違いなさそうです。

昨年発売された2026年版についても、週刊現代は「愛子さまカレンダー」の売れ行きが好調だと報じていました。

同じ主婦と生活社からは2026年版として佳子さまの単独カレンダーも発売されましたが、2027年版について、現在確認できる主婦と生活社の新刊情報では愛子さま版が掲載されている一方、佳子さまの2027年単独版は確認できません。

もちろん、これだけで「人気がないから発売されない」と断定することはできません。

ただ、2025年末には愛子さま版と佳子さま版の売れ行きの差が週刊誌で話題になっており、出版社にとって販売実績が次年度の商品企画を判断する重要な材料になることは想像できます。

30年以上続く「皇室御一家」カレンダーも存在

皇室カレンダーといえば、菊葉文化協会が発行する「皇室御一家」も有名です。

同協会の公式記録によると、「皇室御一家」の発行・頒布が始まったのは1995年9月30日。2026年で30年以上続いていることになります。

菊葉文化協会は、皇室ゆかりの文化財や伝統文化、皇室の活動などを国民に紹介する公益財団法人で、「皇室御一家」のほか、図書やDVDなども制作しています。

2026年版は、皇室ご一家、上皇上皇后両陛下、天皇皇后両陛下、秋篠宮ご一家、そして天皇皇后両陛下と愛子さまなど、複数の写真で構成されています。

ここでネット上でたびたび話題になるのが、「誰を、どの写真で、どれだけ掲載するか」です。

上皇上皇后両陛下の写真が複数掲載される一方、天皇皇后両陛下については稲作や養蚕など活動中の写真が使われるケースもあり、「もっと正面を向いた写真を見たい」「現在の天皇ご一家を中心にしたカレンダーが欲しい」という声もあります。

もちろん、写真の選定に何らかの意図があると断定できる根拠はありません。


しかし、カレンダーが商品である以上、「どんな写真を見たいか」という購入者側の需要は無視できないでしょう。

むしろ「天皇ご一家版」「上皇ご夫妻版」「秋篠宮家版」のように商品を分ければ、実際の需要が数字としてより分かりやすく表れるのではないか、という意見が出るのも自然です。

 愛子さまの人気を支える「自然な表情」

愛子さま人気を考えるうえで、もう一つ重要なのがSNSです。

近年の皇室報道では、格式ある式典だけではなく、皇族方の自然な表情が見える写真や動画が大きな反響を呼びます。

愛子さまとキャラクターが一緒に写った場面、天皇皇后両陛下が親しみやすい展示を楽しまれる姿、愛子さまのタケノコ掘りなど、日常に近い表情が見える写真ほどSNSでは拡散されやすい傾向があります。

こうした写真を「カレンダーに入れてほしい」という声が出るのも、現在の皇室人気のあり方を象徴しているのかもしれません。

従来型の記念写真だけではなく、「その人らしさ」が伝わる写真を求める時代になっているのでしょう。

カレンダー人気と同時に「愛子天皇」論も再燃

そして現在、愛子さまをめぐって大きく動き始めているもう一つのテーマが皇位継承問題です。

元「週刊文春」「月刊文藝春秋」編集長の木俣正剛氏は10月3日、自身のnoteで、愛子さまの皇位継承を選択肢とすることを求める署名活動やデモなど、複数の活動を連携させる計画が進んでいると明らかにしました。

仮称として「愛子天皇を考える会」という枠組みをつくり、各地の活動予定や署名、デモなどの情報を集約するウェブサイトも準備するとしています。


最初の大きな動きとして予定されているのが、2026年10月10日の東京・銀座周辺でのデモです。

テーマは「愛子さまを皇太子に!」。

東京・中央区の常盤公園に午後2時集合、午後2時30分から木俣氏の講演、午後3時からデモ行進を始め、東京駅、有楽町、新橋方面へ向かう予定とされています。

さらに10月17日には大阪でもデモを予定。

大阪市の新町南公園を午後3時に出発し、御堂筋を通って元町中公園方面へ進む計画です。

その後も長野・松本、奈良、静岡、名古屋などで活動を予定しているとしています。

愛子さまの12月1日の誕生日に向けて、今後さらに活動を広げていく考えのようです。

 10月24日に施行される皇室典範改正とは

こうした活動の背景にあるのが、2026年7月に成立した皇室典範等の一部改正です。

政府によると、改正の大きな目的は「皇族数の確保」です。

改正法では、内親王や女王が一般男性と結婚した場合でも皇族の身分を保持できる仕組みが導入されます。

一方、その配偶者について自動的に皇族となる制度ではありません。

さらに、旧皇族の男系男子にあたる人物を、一定の条件のもとで皇族が養子として迎え、その男性を皇族とする仕組みも設けられました。

ここは非常に重要ですが、養子となった男性本人には皇位継承資格はありません。

ただし国会審議で政府は、その男性に将来生まれた「男子孫」については、生まれながらの皇族となり、現行皇室典範第1条、第2条に基づいて皇位継承資格を持つとの解釈を明らかにしています。

この点が、現在の議論で特に大きな争点になっています。

女性皇族本人やその子どもへの皇位継承を認めないまま、旧皇族の男系男子を養子として皇族に迎え、その後に生まれた男子孫には皇位継承資格が生じ得る。

その制度設計について、「なぜ女性天皇・女系天皇の議論より先にこちらを進めるのか」という疑問が出ているわけです。

改正法の主要部分は2026年10月24日に施行されます。

そのため、10月から年末にかけて皇位継承問題への関心がさらに高まる可能性があります。

「女性天皇」と「女系天皇」は別の問題

ここで混同してはいけないのが、「女性天皇」と「女系天皇」です。

愛子さまが天皇になられる場合は、父親が現在の天皇陛下ですから「女性天皇」です。

日本の歴史上、女性天皇は過去にも存在しています。

一方、「女系天皇」とは、母方を通して皇統につながる天皇を指します。

そのため「愛子さまを皇位継承の選択肢に」という議論と、「女系天皇まで認めるか」という議論は、本来分けて考える必要があります。

現在の皇室典範第1条は、皇位を「皇統に属する男系の男子」が継承すると規定しているため、愛子さまが皇位を継承するには、さらに皇室典範を改正する必要があります。

天皇陛下の「国民の信託に応える」おことばも注目

皇位継承問題への関心が高まるなか、天皇陛下が国会開会式で述べられる「おことば」にも改めて注目が集まっています。

2026年8月1日に行われた第218回国会開会式で、天皇陛下は、

「国会が、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、国権の最高機関として、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します」

と述べられました。

これは国会開会式における天皇のおことばとして述べられたものであり、特定の法案や高市首相個人を批判したものと解釈する根拠はありません。

ただ、皇室典範改正をめぐって「国民の理解をどう得るのか」が議論になっている時期だからこそ、「国民の信託に応える」という言葉を重く受け止めた人がいたことも確かでしょう。

現在の首相は高市早苗氏で、2026年2月18日から第105代内閣総理大臣として第2次高市内閣を率いています。

皇位継承問題について政府と国会が今後どのような議論をするのかは、高市政権にとっても重要な政治課題の一つになります。

 愛子さま人気は「カレンダー」だけでは終わらない

今回の愛子さまカレンダー人気を、単に「写真がかわいい」「人気皇族だから売れている」という話だけで終わらせると、本質を見落とすかもしれません。

愛子さまは公務の機会が増えるにつれ、国民が直接その姿を見る場面も増えています。

その一方で、皇位継承資格はありません。

この「国民から注目される存在なのに、制度上は皇位継承の選択肢に入っていない」というギャップが、愛子天皇待望論を強める一因になっていると考えられます。

そして2026年には皇室典範が実際に改正されました。

しかし今回の改正は、女性天皇を認めるものではありません。

むしろ皇族数確保のため、女性皇族の婚姻後の身分保持と旧皇族男系男子の養子制度を導入する内容です。

だからこそ、「皇族数の確保だけでなく、皇位継承そのものを議論すべきではないか」という声が改めて強まっています。

今後の焦点は10月24日、そして12月1日

今後、まず注目されるのは10月9日の「愛されるプリンセス 愛子さまカレンダー2027」発売です。

その翌日の10月10日には東京で「愛子さまを皇太子に!」デモが予定されています。

そして10月24日には改正皇室典範の主要部分が施行されます。

さらに12月1日は愛子さまの誕生日です。

つまり2026年秋から冬にかけては、「愛子さま」というキーワードがカレンダー、公務、皇位継承問題という複数のテーマで繰り返し注目される可能性があります。

カレンダーが売れているというニュースは、一見すると小さな話題です。

しかし、その売れ行きやSNSでの反響は、国民が現在の皇室の誰に関心を持ち、どんな姿を見たいと思っているのかを示す一つの材料にもなります。

もちろん、商品の売上だけで皇位継承制度を決めることはできません。

一方で、天皇という存在が憲法上「日本国及び日本国民統合の象徴」である以上、国民が皇室をどのように見ているのかを無視して制度を議論することもできないでしょう。

愛子さまカレンダー2027の人気。

各地で始まる「愛子さまを皇太子に」と訴える活動。

そして10月24日に施行される皇室典範改正。

一見別々に見える三つのニュースですが、根底には共通する問いがあります。

「これからの皇室を、国民はどのような形で望んでいるのか」。

2026年末に向けて、愛子さまと皇位継承をめぐる議論は、さらに大きなテーマになっていきそうです。

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