筑波大学の桐政会では4月12日(土)に新歓企画で映画会を開催するようで4月のテーマは「天皇制」で映画のタイトルは『日本の一番長い日』というのを上映するようです。
原作は半藤一利氏(はんどう)です。主演は役所広司さんのようです。玉音放送の裏で一体何があったのかという事ですがこの半藤一利氏といえば悠仁さまが2018年8月15日にこの半藤一利氏から直接ご進講を受けられたわけですね。
その時に用いられたのが半藤一利氏の絵本です。焼けあとのちかいという絵本でそれをもとにご進講を受けられたわけですね。だからそれを知っていて永田学長も動いてくれたんですかね。
それか学生さんが悠仁さまが来るからと思って天皇制の話題を扱ったんですかね。ただこの半藤一利氏は天皇制についてけっこうまともな考え方をしているようです。
半藤一利氏の「天皇制」観ですがまず半藤氏の主張として戦後の“象徴天皇”像について〈象徴=純粋な権威〉として、「平和と国民統合の象徴」という役割を肯定しています。
それで平成の上皇ご夫妻が被災地慰問や戦地慰霊で示した“新しい天皇像”を高く評価し、次代にも継承されるべきだと語り、天皇の“人権”問題も取り上げています。
憲法には基本的人権が保障されているのに、皇室典範には天皇・皇族の人権規定がなく、「憲法と皇室典範のあいだに大きなズレがある」と指摘し自由な発言や行動が制限される現状を問題視し、国民が議論すべきだと訴えています。
まぁ確かに言われてみれば天皇陛下は神様から人間宣言をしたわけですね。だから人間として人権の規定も設けてあげなければいけないわけですね。
さらに憲法と皇室典範のずれとして憲法第2条では皇位は世襲のものであると規定されています。この世襲というのは男系も女系も両方がこの憲法に含まれていますと安倍晋三さんが国務大臣の時に答弁しています。
平成18年1月27日に憲法で世襲は女系も含むと安倍晋三が語っているわけですね。だから皇室典範を修正するだけで直系長子になり愛子さまが皇太子になるわけですね。
まぁ半藤一利氏は憲法と皇室典範を近づけるべきという主張だから女系も含めるべきと主張しているわけではないけども憲法に近づけるなら女系も認めるべきと思っているかもしれませんね。
さらに生前退位について上皇さまが当時退位意向を示した時に「天皇の心情を誠実に受け止めるべき」と支持していました。退位は“象徴天皇制”の将来を考える契機になると強調していたようです。
当時は生前退位も憲法違反とかいろいろ言われていたわけですね。でも上皇さまのビデオメッセージに国民が生前退位を認めるべきという多くの国民の受け止めを受けて国会で認める動きになったわけですね。
さらに昭和天皇と戦争責任については昭和天皇は意思決定に関与し責任も負うが、軍部の独断や情報不足に翻弄された複雑な状況も丁寧に描写しています。
極端な「無責任論」や「全責任論」を避け、バランスを重視する“中立的”立場だったと主張しているようです。
さらに憲法制定・国体護持(ごじ)の歴史観でポツダム宣言受諾後の憲法制定を「国体(天皇制)を守る代わりに戦争放棄を受け入れた歴史的妥協」と整理し、象徴天皇制と平和主義はワンセットだと見ています。
これはよく男系男子の人達が憲法改正して戦争が出来る国にと訴えていますね。ただ象徴天皇制と戦争放棄はセットだという事ですね。まぁこの辺が右派の主張は中国に領有権を侵入されたら撃ち落とせとかそういう考えなわけですね。
ただそういうことが出来るようにしたら戦争に繋がるから恐らく半藤氏も戦争放棄は変えるべきではないという考えかもしれません。
そして今後への提言で①歴史を踏まえ“平和の象徴”を深化させること②天皇・皇族の基本的人権をどう確保するか議論する③憲法改正や皇位継承問題(女性・女系を含む)も「国民が主体的に考えるべきテーマ」と位置づけると提言しているようです。
やはり女系も話し合うべきと主張しているわけですね。半島一利氏は2021年に亡くなりましたが2018年に悠仁さまは天皇制について女系も含めて話をすべきという思想の半藤氏から戦争について学んだわけですね。
これが帝王教育として記事にもされていますが天皇制は女系も含めて話をすべきという考え方を悠仁さまが学んだことも帝王教育になるのではないですかね。
女系についての議論を悠仁さまに話したかはわかりませんがその考え方の人から戦争について学ばれたわけですね。まぁ今の国会議員は宗教政権で日本会議とかから票が欲しいだけで皇室のことを考えていないですからね。
基本的に皇室が亡くなれば戦争放棄の憲法も変えることが出来やすくなりますからね。国のトップが天皇ではなくて自民党総裁になるから憲法も変えやすくなりますからね。
半藤氏は天皇について「戦前=権力+権威」で「戦後=権威のみ」という見解で明治憲法下で“権力”も握っていた天皇が、敗戦と新憲法で“権威だけの象徴”に生まれ変わった点を高く評価しているようです。
象徴天皇は「国民に寄り添い、戦争の惨禍を繰り返さないと誓う存在」であるべきだ、という立場だということですね。ただ「象徴」であっても人間ということですね。
だからこそ、発言や生活がガチガチに縛られている現行制度には違和感を抱いているわけで生前退位も制度化した方がいいという事も考えているようですね。
まぁ皇室典範はいろいろ問題があるから皇位継承以外にも改正した方がいいという事ですね。ちなみにこの映画では戦争で昭和天皇の責任を免罪せず、かといって“全てを天皇のせい”にもせず、「なぜ意思決定が迷走したか」を克明にたどっているようです。
それが『日本のいちばん長い日』という作品でもわかるのかもしれませんね。まぁ皇族はいろいろ発言も制限されてもっと普通に発言できるようにしてほしいですね。
例えば悠仁さまが入学式に実は来てなかったり影武者がいたりとかそういった状況が幼少期から続けられていたとしたらそりゃ雅子さまも適応障害になりますよね。
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