ヤフーのエキスパート記事で作家でジャーナリストの山田氏が皇位継承の問題についてなぜ愛子天皇でいけないのかと記事にしていましたね。やはり読売新聞の提言で流れが変わりました。
参議院選挙前までに、衆参の正副議長が取りまとめ案を示すとされる「皇位継承」問題の与野党協議が大詰めを迎えているということですね。
本来なら、女性天皇、女系天皇誕生への道を開くために、「皇室典範」の改正を議論すべきなのに、それは棚上げで皇族数の確保だけ議論しています。
しかも皇族数の確保でも女性皇族が結婚後も皇室に残す案ですが配偶者や子供は一般人といずれ減少することが確定しているので全然皇族数の確保にも繋がっていないわけですね。
愛子さまはすでに24歳ということですがまだ23歳ですけどね。立派に公務を果たされているのに、いつまでも皇位継承の問題が宙ぶらりんな状況に置かれているわけですね。
当然恋愛しても相手の立場がどうなるか分からない状況で凄い可哀そうですからね。自民党の皇室担当は麻生太郎で相変わらず男系継承による万世一系と訴えているわけですね。
でもこの方針に、公明党、日本維新の会、国民民主党はおおむね賛同しているから、このままいけば愛子天皇は誕生しないということですね。
こうした状況に危機感を持ったのが読売新聞で5月15日に皇室特集記事を掲載したわけですね。一面記事でしたからね。社説として女性宮家の創設と、女性皇族の夫と子も皇族にするように要望したうえで、女性天皇はもとより、女系天皇の可能性を排除しないようにと提言しました。
ただ宗教票が欲しい旧安倍派閥の人達がほえているわけですね。その筆頭がコバホークこと小林鷹之議員でXでも反論していますが女系天皇などありえないというひと言で全く反論になっていないわけですね。
結局議論したら負けることが分かっているけど吠えておかないといけないから吠えただけって感じで良く弱い犬ほど吠えると言いますがその状態ですね。
読売新聞の提言が実現すると愛子さまが皇太子になり愛子天皇が誕生するという事ですね。そして愛子天皇の子息が天皇になる道が開けるということですね。
ではなぜ保守派は、ここまで女性天皇、女系天皇を拒むのかということでそれは彼らが「男系継承による万世一系」こそが、天皇制の根幹だとしてきたからだということですね。
まぁほとんどは女系こそが正しいと理解しているけども宗教票が欲しいから男系継承による万世一系を訴えているわけですね。中には本当に男系継承が正しいと思っている議員さんもいるようですけどね。
ただ男系男子を主張する人も2600年の伝統とか2000年とかY染色体とかいろいろですけどね。まぁ男系男子にとって女系継承の容認は日本の皇統断絶、伝統崩壊を意味し、女系天皇を認めてしまうと別王朝とか訳の分からないことを言ってるわけですね。
Y染色体の継承は科学的に正しいのか?そもそも2600年前からY染色体を維持しようなんて考えているわけがないですからね。完全に後付けなわけですね。
逆に染色体は哺乳類の進化とともにどんどん短くなって、Y染色体上の遺伝子も減ってきていてこのまま退化が進めば、1400万年後にはY染色体がなくなり、男性がいなくなって人類は絶滅するという説もあるようです。
それに昔は側室があって今の皇居にあたる場所に多くの人が出入りできたので不倫とかも行われていたら側室の子供とかで男が誕生しても実は天皇の子供でない可能性も十分にあるわけですね。
だから男系男子でもない可能性の方が高いわけです。まぁDNA検査とかをやっても昔にさかのぼってやるにしても昔の墓は本当に天皇の墓かどうかも分からないわけですね。
仁徳天皇陵も宮内庁が管理していますが調べたことがないからそもそもお墓なのかどうかすらも分からないわけですね。発掘調査もされていないわけです。
ちなみに英国では、2014年に中部のレスターで発掘されたリチャード3世の遺骨のDNA鑑定を行った際、現在の王室とは男系が代わっていたことが判明したようです。
しっかり調べたんですね。子孫の遺伝子を調べた結果、判明したということで秋篠宮さまの場合は少なくとも上皇さまの子供かは調べたらわかるわけですね。
それを調べたら美智子さまの妹と安西さんの子供とかそういったことが分かるかもしれないわけですね。まぁそうなれば正式に一般人という事が分かるんですけどね。
男系男子の人は秋篠宮さまの父親が疑われていて安西さんがよく検索されるキーワードにもなっているわけだし科学的にも似ていると根拠があるわけだからそれこそ伝統を守るために調べろと言わなければいけないんですけどね。
ただそもそもイギリスのように調べたらどう考えても神武天皇から男系継承なんてあるわけがないですからね。そもそも神武天皇の頃は天皇とも呼ばれてなかったですからね。
昔は大王だったわけですね。それが途中から天皇に統一しようと平安時代位に決めたわけですね。ちなみにY染色体より、母から子へ受け継がれる「ミトコンドリアDNA」のほうが大事だとされているようです。
ミトコンドリアにはわずかながらDNAが含まれ、これを「ミトコンドリアDNA」と呼んでいるが、これ解析することで母系の血縁の有無がわるから遺伝的なルーツを確認することができるようです。
元は女性の体から生まれていますからね。ちなみに遺伝的には古代人のDNA解析が進み、従来考えられてきた日本人のルーツが「縄文人」と「弥生人」の混血による「日本人2系統説」ではないことがわかってきたようです。
ヤマト王権が確立し、天皇家の支配が全国的になった古墳時代、日本には大量の朝鮮半島経由の渡来人がやって来ていたということですね。
そして古墳人の遺伝子が、日本人全体の25%を占めていることがわかり、「日本人2系統説」が、「日本人3系統説」に代わったようです。
縄文時代の東南アジア系「縄文人」、北東アジアからの「弥生人」、そして極東アジアから渡来した「古墳人」の3系統と言われているようです。
だから天皇家も基本的にどれかの系統に属するのだろうということですね。これも将来的には遺伝子解析が出来れば判明するという事ですね。
それに男系継承による万世一系を正当化するために、日本では女系天皇は1人も存在しないと、保守派は言ってきたが実在したという事ですね。
女性天皇はいたが、男系男子派それを「中継ぎ」と主張してきたわけですね。でも女帝の母から皇位を継いだ女性天皇つまり女系天皇も存在したわけですね。
これは第43代の元明天皇から第44代の元正天皇で母親から娘へ継承されているわけです。草壁皇子は天皇として即位していないので、女系による女性天皇だということですね。
皇位継承というのは天皇の位を継承するので草壁皇子は天皇の位になったことがないので皇位継承者ではないわけですね。つまり母親から娘へ継承されたから女系なわけです。
それを無理矢理夫が男系で継承しているからと主張しているわけです。そもそも当時の律令規定では、母親の血筋で内親王とされて即位しているので、これは明らかに女系による継承だったと言えるわけです。
だから男系男子を主張する人は歴史の勉強が苦手なわけですね。明治以前の歴史を勉強しようとしていないわけです。ただ今の皇室典範では明治から皇位継承資格者は男系男子しかなれないわけですね。
これは側室とセットだったから成り立っていましたが今は側室がないので側室復活も受け入れられないだろうし愛子さま待望論があろうとなかろうと女性天皇を受け入れるしかないわけですね。
男女の格差を示す「ジェンダー・ギャップ指数」も日本は146か国中118位。G7で最下位ということですね。つまり、日本は男尊女卑の国と見られているわけですね。
国会審議は少なくとも、皇室典範第1条を変えることを優先すべきではないかということですね。男系男子を直系長子にすればいいだけなわけですね。
男系男子の嘘はバレているので男性も女性も認めればいいだけです。男性、女性という性別よりも、どんな方が天皇になられるかのほうが、国民にとってはるかに大事ということですね。
天皇のもとで育てられた方と傍系で天皇になる気が無くて遊んでいた秋篠宮さまの子供になるのと国民はどっちを願っているかですね。まさに愛子さままでの流れをゆるがせにしてはいけないことが分かります。
最後に母から生まれた子どもは、間違いなくその母の子どもであり、天皇が男系であろうと、女系であろうと、この事実は変わらないということですね。こちらのほうが、男系遺伝子の継承より、より尊重されるべきことではないかと終わっていました。
まさにその通りですね。世界で唯一の日本の皇統の伝統は、これからは女性が繋いでいけばいいということですね。メディアでもどんどんこういった話題を扱ってほしいですね。
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