山田順という作家でジャーナリストが皇室の話題について記事を書いていましたね。この人は女性自身とかの光文社に入社してそこからフリーになった人のようですね。
国会で皇位の安定継承に向けた皇族数の確保について話し合われているが皇位の安定継承に向けた女性・女系天皇につながる議論は封じ込められたままだということですね。
愛子天皇を熱望する国民の声が高まっているというのに、ほぼ無視されている状態だということですね。これまでの各種世論調査で国民の大多数が女性天皇を容認しているわけですね。
しかも愛子さまに天皇になって欲しいという具体的な声も日に日に高まっているわけですね。4月27日に発表された共同通信の全国郵送世論調査では女性天皇を認める意見が90%に達したわけですね。
でも国会での与野党協議は、皇族数の確保のことしか考えていないわけですね。今のままでは女性・女系天皇問題が、棚上げされたまま終わるのは間違いないということですね。
安定的な皇位継承について議論しない理由としては秋篠宮さまと悠仁さままでの流れをゆるがせにしてはいけないからだということですね。
そもそもなぜ女性・女系天皇論が封印されたのかということでその問題の根本にあるのは天皇家に長い間、男子の皇位継承者が誕生しなかったことだということですね。
明治時代に定められた皇室典範は、皇位は男系男子が継承し、皇族女子は一般男性と結婚すれば皇籍を離れると定められているからだということですね。
現在皇室は17人で構成され、皇位継承資格を持つ男性皇族は3人だけで次世代に限れば、悠仁さまだけだということですね。そして未婚の女性皇族は5人だということですね。
女性皇族は結婚すれば皇籍を離れるわけですね。だから悠仁さままでは繋げれても悠仁さまに男子が誕生しなければ、男系男子の皇統は途切れることになるわけですね。
そして女性皇族は結婚すれば皇籍を離れるので、近いうちに1人もいなくなってしまう可能性があるわけですね。この皇位継承と皇族数の減少問題は深刻で、小泉政権の時に有識者会議は、天皇および女性天皇の第一子は性別にかかわらず皇位を継承すべきという改正案をまとめたわけですね。
つまり女系天皇を容認する案ですね。このまま男系継承を安定的に維持することは極めて困難で、女性・女系天皇への道を開くことは不可欠と結論付けて皇位継承順位は天皇の直系子孫を優先し、男女を区別せず年齢順の長子優先としたわけですね。
それが悠仁さまの誕生で立ち消えたわけですね。安倍政権になると完全に統一教会と日本会議の支持者の政権になってこの話題を扱わなくなったわけですね。
そしてずばりこの記事を書いている山田氏は次期天皇は愛子さまであるべきだと思っているとのべていますね。女性天皇の誕生が、時代性から言っても、国民世論から考えても、歴史的に見ても、もっとも「いい選択」に違いないからだということですね。
逆に秋篠宮さまとその子の悠仁さまへと続いていく天皇では日本が衰退した失われた30年が永遠に続いてしまうだろうということですね。
もうすでに人口減少が深刻化して経済停滞や先進国転落は止めようがないけどもそれでも愛子天皇誕生となれば、ムードは変わって日本と日本国民に明るさと希望が戻るのではないかということですね。
確かに愛子さまが天皇になったら日本としても明るいニュースだし世界からも日本を評価する声があがるでしょうね。確かに女性皇族が皇族以外の男性と結婚して生まれた子供が皇位を継ぐという意味での女系天皇はいないが女性天皇派10代8人がいるということですね。
少なくとも男系のプリンスである愛子さまが即位することは、まったく不自然ではないだろうということですね。これまでも女系天皇に対しては根強い反対論があったが男系男子にこだわって万世一系を続けることに、大きな意義があるとは思えないということですね。
天皇家に無理難題を強いることになり、天皇家に嫁いだ女性は、男子を産まなければならないというプレッシャーのなかで生きなければならないということですね。
ヨーロッパも1990年頃からどんどん男子優先を廃止して性別に関係なく長子優先に改正されているということですね。さらに男系男子というのは側室があったから成立したのであって側室がなくなったら養子縁組で受け入れてもいずれは続かないわけですね。
しかも女系天皇を受け入れないのは日本の伝統ということだけども男系男子の伝統は明治から出来た凄く短い伝統なわけですね。
さらに歴代天皇がすべて男系だったかどうかは、検証しようがないわけですね。昭和天皇からは側室をやめ、天皇家も一夫一婦制となったわけですが、これも昭和天皇の意思で一夫一婦制になったということですね。
さらになぜ天皇制が長く続いてきたのかというと政治権力を持たなかったからだということですね。7世紀後半から平安時代の途中まで政治権力がありましたが後醍醐天皇のあたりから政治権力を握ろうとして南北朝と天皇がわかれたりしておかしくなって結局は失敗したわけですね。
だから天皇が政治権力を持たなかったから続いてきたと言えるわけですね。そして天皇としての権威をもっともうまく利用したのが、明治政府だということですね。
王制復古から立憲君主国家をつくり、その中心に天皇をもってきたということですね。明治になって天皇制が強化され、戦前は「現人神」にまでされたということですね。
それが敗戦で終了し、天皇は「人間宣言」をして、新憲法の下で国家の象徴的な存在になったわけですね。歴史的文脈で天皇制を考えてみれば、天皇制を守っていくべきなのは言うまでもないが、それは、戦前までの天皇制ではなく、『日本国憲法』で規定された天皇制だということですね。
つまり天皇は日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づくということですね。
さらに皇位は、世襲のものであって、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承するとあるわけですね。ちなみに世襲とは女系も含むと国会でも答弁されているし日本国民の総意なら、それは「愛子天皇だろうということですね。
女系を認めるかどうかまでは、取りあえず保留し、女性天皇としての愛子さまが即位できるように、『皇室典範』を改正すべきではないかということですね。
確かに今は悠仁さままでの流れをゆるがせにしてはいけないとありますが女系になるかはとりあえずおいておいて愛子天皇までの流れをゆるがせにしてはいけないというのがまさに国民の総意だと思いますけどね。
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