国会終盤を迎える中、高市早苗首相を取り巻く政局が急速に緊迫しています。
焦点となっているのは、**皇室典範改正・衆院議員定数削減法案・副首都関連法案**という3つの重要テーマです。
さらに、日本維新の会が「覚書」を要求したとの報道もあり、「連立維持か、それとも崩壊か」という政局へ発展する可能性も取り沙汰されています。
一方、自民党内では麻生太郎氏を中心にポスト高市を見据えた動きも報じられており、政界全体が極めて流動的な状況になっています。
この記事では現在報じられている内容を整理しながら、今後の展開を考察します。
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現在の国会は異例の「審議拒否」状態
現在の通常国会では、野党各党が審議拒否を続ける異例の状況となっています。
背景には、高市首相に関する複数の問題があります。
主な論点は
* サナエトークン問題
* 誹謗中傷動画問題
* 公設第一秘書を巡る問題
* 国会参考人招致への対応
* G7関連の説明責任
などです。
野党側はこれらについて十分な説明が行われない限り、集中審議や党首討論を実施すべきだと主張しています。
その一方で、与党側は維新との合意を背景に
* 衆院議員定数削減法案
* 副首都関連法案
の審議を強行。
委員会では野党欠席のまま審議時間だけが消化されるという異例の展開になっています。
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衆院は動いても参院では少数与党
衆議院では可決できても、参議院では与党が過半数を持たない「ねじれ国会」です。
そのため、
* 皇室典範改正
* 定数削減法案
* 副首都法案
いずれも成立の見通しは不透明となっています。
さらに会期末が迫る中、
**60日程度の会期延長案**
まで検討されているとの報道もあります。
しかし延長しても野党の審議拒否が続けば法案成立は難しく、政治日程はますます混迷しそうです。
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皇室典範改正が最優先へ
ここへ来て大きく浮上しているのが皇室典範改正です。
森英介衆院議長は
「静謐な環境で最優先に成立を目指してほしい」
との考えを各党へ示したと報じられています。
麻生太郎氏も以前から皇室典範改正を重要課題として位置付けてきました。
国民民主党も比較的前向きな姿勢とされており、
自民党内では
「まず皇室典範改正を成立させたい」
という空気が強まっているようです。
一方で、
現在の国会情勢そのものが静かな環境とは言い難く、
野党側からは
「今の状況で十分な議論ができるのか」
との反発も続いています。
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維新が要求した「覚書」の中身とは
ここで最も注目されているのが、日本維新の会が要求したとされる覚書です。
報道によると、
維新は
**皇室典範改正を優先する代わりに**
* 衆院議員定数削減法案
* 副首都関連法案
について
**今国会で成立させることを確約する覚書**
を求めたとされています。
もし事実であれば、
維新としては自党の看板政策を確実に実現したいという狙いがあります。
逆に覚書がまとまらなければ、
皇室典範改正への協力も難しくなるとの見方も出ています。
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「全部話す」発言が政局を揺らす
さらに政界で話題となっているのが、
維新・遠藤国会対策委員長による
> 「これ以上言うなら全部話す」
という発言です。
この発言は、
高市首相
木原官房長官
吉村洋文代表
遠藤氏
による4者会談の内容を示唆しているとも受け止められています。
一部では
「連立合意の詳細」
あるいは
「副首都法案などを巡るやり取り」
が存在するのではないかという見方も出ています。
ただし現時点では会談内容は公表されておらず、詳細は明らかになっていません。
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高市首相が維新を切れない理由
高市政権にとって維新は単なる協力相手ではありません。
現在の国会運営を考えると、
維新との連携が崩れれば
政権運営そのものが極めて困難になります。
一方で、
自民党内には
「維新との距離が近すぎる」
との不満も根強くあります。
高市首相は周囲に
「維新が離脱すれば連立を組み替えなければならず、その場合は国民に信を問うため解散も必要になる」
との趣旨の発言をしたとも報じられています。
ただし、一般論としては**連立の組み替え自体に衆院解散が法的に必須というわけではありません。** あくまで政治判断の問題です。
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麻生太郎は国民民主との連携を模索か
一方、自民党内では麻生太郎氏の動きも注目されています。
報道では、
麻生氏
鈴木幹事長
萩生田光一氏
らが
国民民主党の玉木雄一郎代表らと会談。
さらに新たな議員連盟の設立など、
党内基盤強化へ向けた動きも伝えられています。
これらは
「ポスト高市」
を意識した布石ではないかとの見方もあります。
もっとも、現時点で高市首相の退陣や総裁交代が決まっているわけではなく、今後の政局次第と見るのが妥当でしょう。
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定数削減は自民党内にも反発
維新が悲願とする議員定数削減ですが、
実は自民党内でも歓迎ムードばかりではありません。
特に比例復活で当選した議員にとっては、
比例定数が削減されれば
次回選挙で公認や当選の可能性が大きく下がります。
そのため、
党内からも
「本音では成立してほしくない」
との声があるとも報じられています。
仮に衆院で再可決を目指すとしても、
党内造反が出る可能性は否定できません。
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ブチギレ解散は本当にあるのか
ネット上では
「ブチギレ解散」
という言葉まで飛び交っています。
背景には、
高市首相が
* 維新との約束を守れば自民党内が反発
* 麻生氏側へ寄れば維新との関係悪化
* 両方進めれば野党や世論の反発
という三重苦に置かれているとの見方があります。
過去には少数与党下で行われた「バカヤロー解散」のように、政治的行き詰まりから解散総選挙へ踏み切った例もあります。
もっとも、現時点で高市首相が解散を決断するとの公式発表はなく、「ブチギレ解散」はあくまで政治評論やインターネット上で語られているシナリオの一つです。
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今後の注目ポイント
今後の焦点は次の4点になりそうです。
* 維新が要求した覚書が実際に交わされるのか
* 皇室典範改正が最優先で審議入りするのか
* 定数削減法案と副首都法案が今国会で成立するのか
* 高市政権が維新との連立維持を選ぶのか、それとも政権運営の見直しに動くのか
国会会期末が近づく中、政局は日々大きく動いています。
現時点では報道や関係者発言を基にさまざまな観測が飛び交っており、実際の政策決定や連立の行方については、今後の政府・与党・各党の正式な発表を注視する必要があるでしょう。

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