共同通信が皇位継承の世論調査をしていましたね。天皇陛下の即位5年を前に皇室に関する全国郵送世論調査の結果をまとめたようです。
そうすると皇位継承の安定性について「危機感を感じる」が「ある程度」を含め72%に上ったようです。まぁそれでも低いんですけどね。
それで女性天皇を認めることは計90%が賛同したということですね。GW明けぐらいから皇位継承の議論がスタートと言われている中でこの世論調査は無視できないですね。
ただ2021年に政府が継承制度の検討を先送りした判断に対しては支持するが52%で支持しないは46%だったようです。
まぁ安倍政権が終わってすぐだったから女性天皇派でも安倍派閥の影響をかなりうけるから先送りに賛成という人も中にはいたでしょうね。
現在は天皇陛下より若い世代の皇位継承資格者が悠仁さまだけになっているわけですね。それで継承策の議論をどうするのが望ましいか質問したようです。
そしたら「現時点から早急に検討するべきだ」が35%で最多でしたが「将来にわたり慎重に検討するべきだ」が26%で「悠仁さまの状況を見ながら検討するべきだ」が19%になったようです。
まぁ早急に検討すべきという感覚になっていないのが現状のようですね。メディアはこれまで安定的な皇位継承について扱ってこなかったので国民も危機感がないでしょうね。
ちなみに女性天皇に賛成の理由は「天皇の役割に男女は関係ない」が最も多く50%で反対理由は「男性が皇位を継承するのが日本の文化にかなっている」が45%で最多だったようです。
まぁ過去に女性が天皇でいたとか明治時代から男系男子になったとか普通の人は知らないでしょうからね。この辺をメディアはしっかりと番組で扱わなければいけないですね。
ただメディアにも統一教会がたくさん入り込んでいるのでしょうね。いろいろ問題が多いですね。
ちなみにプレジデントオンラインに愛子さまへの期待ということで皇位継承の話題が書かれていましたね。最近は愛子さまの話題が多いこともありますが愛子さま流というか参拝の時に会釈したり笑顔も素敵で好感度がどんどん上がっていますね。
ただ皇位継承に関する国会での議論に関してはそれとは真逆の方向に行ってるわけですね。GW明けには国会で皇位継承を安定させるための議論ではなく提案されている案は皇族の数を増やすことだけなわけですね。
これでは長期的な解決にはなっていないと批判されているわけですね。GW明けから議論されようとしているのが女性皇族が結婚後も皇籍に留まる案と、遠い親戚から養子を取る案ですね。
安定的な皇位継承するには女性天皇や女系天皇についても議論をしなければいけないわけですね。それで国民からは愛子さまに高い期待が寄せられているわけですね。
多くの国民が愛子さまが天皇になることへの支持も存在していますが現在の皇室典範では女性の天皇即位は認められてなくてこれが変更されるかどうかが本来は一番重要な問題なわけですね。
愛子さまは、まさに日本の象徴にふさわしくて国民と苦楽を共にし、困難な道を歩む方々に心を寄せるべきだという考えを持っているわけですね。
愛子さまは品格と知性を兼ね備えていて成年皇族の記者会見でも約30分間、手元に用意された原稿に目を落とすことなく、ずっと記者の顔を見ながら答え続けられる誠実さと、ユーモアも交えて大絶賛されたわけですね。
そして大学ご卒業に際しての文書回答で締めくくりの内容が皇族としての務めを果たしながら、社会人としての自覚と責任を持って、少しでも社会のお役に立てるよう、公務と仕事の両立に努めていきたいと思っておりますと書かれているわけですね。
公務と仕事の両立ですからね。皇族にとっては公務も仕事だからら普通だったら仕事と個人的な趣味や娯楽などのバランスとなりますが公務と仕事の両立に努めていきたいと発表されたわけですね。
やはり天皇皇后両陛下のもとにお生まれになり、ずっと愛情をもって育てられてきたから今の愛子さまがいるんだろうということですね。
まさに直系の皇女、敬宮愛子内親王殿下だからこそこれまで雅子さまのバッシングやご自分もいじめ問題とか困難な道を歩まざるをえなかった頃のご自身のお辛いご経験も、しっかりと踏まえられているのだろうということですね。
上皇さまの誕生日での発言でも国民と苦楽を共にしながら務めを果たすというご表現はされてきましたがまさに愛子さまも発言を踏襲しておられるということですね。
また国民の幸せを願いつつ務めを果たすという言葉に関しても重なる部分があるのでまさに愛子さまは象徴にふさわしいということですね。
小泉政権の時にも皇位の継承資格を男系男子に縛るというルールをいつまでも維持していては、今後たとえ皇室に男子が生まれても安定的な皇位継承は望めないから、女性天皇・女系天皇も認めるルールへの変更が不可欠という結論が出されたわけですね。
この件に関しても当時の宮内記者会からそれが実現すれば皇室の伝統の一大転換となると決めつけて皇室の伝統とその将来についてどのようにお考えになっているかを尋ねたわけですね。
そしたら憲法上の制約に配慮して政治的な問題は慎重に避けながら、皇室の中で女性が果たしてきた役割については私は有形無形に大きなものがあったのではないかと思いますと考えを示したわけですね。
皇室の伝統といっても変わっていかなければいけないものもあるしその変わったものというのが側室制度だったわけですね。
側室制度が亡くなったので男系男子では維持できないわけですね。だから今の皇室の考えは象徴で国民と苦楽を共にするという在り方だということですね。
つまり女性天皇・女系天皇を認めても皇室の伝統は立派に守られるというお考えを示されたのだろうということですね。
まぁ国会議員はいまだに宗教政権だから統一教会とか日本会議に気を使って女性天皇とか女系天皇の議論すらできないわけですが男系男子から直系長子になれば愛子さまが次の天皇陛下になるわけですね。
そうなれば多くの国民も納得するし一時的なブームではなくて天皇陛下のお子さんの愛子さまが次の天皇陛下として即位するのが自然なことだということですね。
女性だからというだけの理由で即位の可能性を排除している今の皇室典範の方が時代錯誤で異常だということですね。
国会の方では皇位継承問題は、6月23日まで開かれる予定の今の国会中に、一定の決着で動くようだけども皇族数の確保だけしか予定されてなくて後ろ向きな議論だということですね。
女性皇族が結婚後も皇室に残る案ですがこれは女性皇族は結婚後も皇籍に留まるわけですが、配偶者とお子様は一般人のままという案ですね。
それとこれまで天皇・皇族は養子縁組が禁止されていましたがそれを変更して、皇室から遥かに離れながらも血筋のつながった皇統に属する男系の男子は意外と多く実在するようです。
ただその中から遠く80年近くも前皇籍を離れた旧11宮家の男系子孫の男性に限り、現在の皇族との養子縁組によって皇籍を取得できるようにする案だということですね。
これに関しては竹田恒泰ですら皇籍取得の意向を示すものはいるはずがないと語っているし、どちらの案も多くの国民が納得しないですからね。
女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持しても配偶者やお子様は一般人というありえない案ですからね。一般人だから基本的に国民として認められる政治活動・宗教活動・経済活動などが自由に出来るはずですからね。
逆に配偶者の女性皇族に配慮して無言の圧力でそういった自由から制限されるのも望ましくないということですね。
そして養子縁組に関してもかなり限定しているから国民の中から特定の血筋・家柄だけ特別視するような扱いをしたら門地の差別になるわけですね。
そしてこのプランで皇室典範が改正されても次世代の皇位継承者は悠仁さまだけになって悠仁さまの結婚相手は必ず男子を生まなければ皇室が途絶えてしまうわけですね。
ただでさえ聴覚障害とか盗作作文とか両親は不仲とか隠し子疑惑とかブラックバイトな職場とか言われていてハードルが高いのに結婚して子供を出来るだけたくさん産んで出来るだけたくさんの男の子を生まなければいけないわけですね。
もともと天皇制打倒を唱えていた共産党ですら今では女性天皇・女系天皇を主張していますが、他ではかろうじて立憲民主党だけが女性皇族が結婚後に配偶者やお子様にも皇籍を認める考えだということですね。
まぁこれがいわゆる女性宮家だということですね。そして野田元首相は私も愛子天皇は、今後も選択肢の一つであってほしいと思っていますと述べているわけですね。
ただ悠仁さま派、愛子さま派などと国論を二分してしまうと議論がまったく進まなくなってしまうから、これが一番よくないのでまずは女性宮家の当主として皇室に残っていただき、同世代の悠仁さまをお支えいただく、という考え方もあり得るでしょうと述べているようです。
これは今年の4月の文藝春秋の記事のようです。まぁ今回はそもそも皇位継承の問題は話し合われず皇族数の確保だけなのでせめて女性宮家まで実現しなければ次のステップには進まないということですね。
まぁ次の選挙で自民党はかなり減りそうだからそこからまた動き出すかって感じですがどうなりますかね。
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