万策は尽きている:悠仁さま配偶者の重圧
SPAに小林よしのりさんの愛子天皇論の漫画がまた掲載されていましたが今週は万策はとっくに尽きているという話題ですね。
男系男子に固執する人達は伝統を訴えていますが本当の理由は男尊女卑だということですね。女性はいいけど女系はねと言いながら愛子さまの子供が女系になるからという理由で愛子さまを天皇にしたがらないということですね。
これは男の血が女の血よりも上位という感覚が絶対の原理主義になっているわけですね。だから今上陛下の次は秋篠宮さまでその次は悠仁さまと言ってるわけですね。
まぁここに関してもなぜか秋篠宮さまは登場しなくて悠仁さままでの流れをという事ばかり強調していて秋篠宮さまは即位しないことには納得しているのも謎なんですけどね。
なんとなく秋篠宮さまをスキップして悠仁さまはダメと言うことは理解しているけどもそういう都合の悪いことは見なかったことにしているわけですね。
秋篠宮さまが即位する気がないことも知っているのでなるべく秋篠宮さまの名前を出さずに悠仁さままでの流れをゆるがせにしてはいけないと訴えているわけですね。
さらに男系を維持するために一般国民となった旧宮家系の男系男子を皇族にしたがっているわけですね。ただ男系カルトも万策が尽きたら女性天皇と女系天皇も認めると言ってるわけですね。
まだ男系でつなぐ策があるかのように騙そうとしているわけですね。でもとっくに万策は尽きているわけですね。そもそも男系男子というのは明治から出来たもので側室があったからなりたったわけですね。
つまり側室が廃止された時に万策は尽きていたわけですね。過去126代の天皇がいますがそのうち63台が本妻の子供で60代が側室から生まれた子供なわけですね。
つまり半分は側室の子供なわけですね。伝統を訴えるなら側室を復活させて男系男子と訴えるなら国民の理解を得られるかは別としてまだその主張は分かるわけですね。
ただ男系固執の人たちはこの簡単なことが理解できないわけですね。それはカルトだから理解できないということですね。話し合っても無駄な人たちがカルトですね。
ちなみに産み分けに関しても医学が進歩していますがいまだに男女の産み分けは出来ないわけですね。それどころか100%子供を授かる方法もないわけですね。
だから紀子さまに関しては悠仁さまを産み分けで出来るだけ男子として生まれやすい当時の手法を教えてもらって実践していたかもしれませんが現在でも100%男子か女子の産み分けが出来ないわけですね。
ただ紀子さまの場合は美智子さまから授かった命という発言もあるのでこれはこれで意味深ですけどね。でも男系カルトは悠仁さまがいるから大丈夫という認識なわけですね。
悠仁さまの代までは万策は尽きていないよという認識ですが今のままでいくと悠仁さまの代になれば女性皇族は結婚して一般人になっているわけですね。
だから皇族は悠仁さま一人だけ取り残されてしまうわけですね。つまり悠仁さまは結婚しなければいけないというハードルがまずあるわけですね。
そして結婚した女性の間に男子が生まれなければ皇統は断絶するわけですね。しかも悠仁さまは生まれてからずっと報道統制で国民の前に出てくることなくなるべく姿を見せてこなかったわけですね。
卓球部という事すら卒業してから判明するぐらい報道統制で同級生ですら悠仁さまのことを友達だと名乗る人物も現れないぐらい悠仁さまも同級生と一定の距離を置いているわけですね。
北朝鮮の跡継ぎのようになるべく情報を出さずに育てられてきたので日本の場合は天皇陛下は国民の象徴ですがそんな育ち方をした悠仁さまが国民の象徴になれるのかということですね。
むしろ進学問題では幼稚園から特別入園制度で高校も提携校進学制度で盗作作文が発覚しましたが強引に筑附に進学したわけですね。
学習院ならまだ受け入れられたかもしれませんがこの感じだと悠仁さまの結婚相手も叩かれる可能性があるしさすがに相手もそうだしその親族もそんな環境に差し出す親がいるのかということですね。
親族も調べ上げられますからね。少しでも怪しい過去があれば週刊誌に晒されますからね。皇族になると自分の言いたいことが言えなくなるのでどれだけ叩かれても耐えなければいけないわけですね。
まだ天皇ご一家なら国民から人気もありますが秋篠宮家は全滅ですからね。そんな環境に自分とこの娘さんを親が差し出せれるかということですね。
しかも結婚して皇族になるだけでもかなりハードルが高いのに最低条件が必ず男の子を生めという条件があるわけですね。悠仁さまが無精子病でも恐らく女性の方が責められるでしょうからね。
ある意味雅子さまの時以上に重圧がのしかかるわけですね。まぁ雅子さまの場合は重圧プラスいじわるばあさんからいじめられたというのもありますけどね。
現在の医学では必ず男子を産む方法はないのでそこまでのリスクを覚悟して悠仁さまと結婚する女性が現れるのかということですね。
つまり男系カルトの人達は悠仁さまの結婚相手が現れなかったか結婚できても男子が生まれないと確定した時に初めて万策が尽きたといって女系天皇まで認めるわけですね。
でもその頃には女性皇族は結婚していないので女系天皇も無理だから皇統断絶が確定するわけですね。だからその時の為に愛子さまを皇族のままにしようというわけですが結婚相手や子供は一般国民のままにしようとしているわけですね。
つまり女性天皇や女系天皇は男系男子が万策尽きて続かなかった時に仕方なく認められるスペアでしかないと言ってるわけですね。これは実は男尊女卑のカムフラージュにも全然なっていないということですね。
つまり男系カルトに何を言ってもカルトだから無意味なので万策は尽きているのでただちに双系継承を認めて愛子さまを皇太子にするしか選択肢はないということですね。
ちなみにこの小林よしのり氏は石破首相にはずいぶん前から安倍元首相のようなネトウヨ議員ではないと期待をしていたと週刊ポストで語っていますね。
本当の保守であれば、日本の皇統を守るためには「女性・女系天皇」の道を拓かなければならないということですね。
旧宮家系の男系男子で皇族になってもいいという者はいないわけだから、何もしなければ皇統が断絶するわけですね。
でも安倍氏に影響された議員たちは、「女系反対」「絶対男系だ」とネトウヨの望むことばかり言って、人気を得ようとしているわけですね。
高市早苗氏もその一人で自民党内全部がネトウヨ化しちゃったなかで、石破氏はそうではないと小林よしのり氏は思っていたわけですね。
でも自民党総裁選で推薦人20人を集めるのに長島昭久氏ら男系固執議員の推薦を取り付けて、ようやく出馬にこぎつけたということですね。
しかも長島氏は、石破氏を支持するにあたって皇位の男系継承を維持する考えをご本人に確認して決断したとXで投稿しているわけですね。
実際にその言葉通りに石破氏は、総裁選出馬表明後は「悠仁さままでの継承は決してゆるがせにしてはならない」と発言して女系天皇に関して「容認するとは言っていない」とまで明言したわけですね。
まぁ総裁選に出るために男系固執議員に大きな借りができたわけですね。だから石破首相ではおそらく皇室典範改正にも踏み切ろうとしないのではないかということですね。
ただ逆に立憲民主党の野田代表の方が女系天皇に道を拓く可能性は高いのではないかということですね。立憲民主の方にも以前の代表の泉代表のように男系に固執した議員は少ないということですね。
そして今回の衆議院選挙でも恐らく議席は伸ばすだろうし安倍派閥も減るでしょうからね。まぁ今回の選挙がどうなるかですね。
愛子天皇は決勝:キーマンの注目発言
プレジデントオンラインに高森明勅さんの記事が掲載されていましたね。今回の石破首相誕生と立憲民主党の野田代表についてですね。
安定的な皇位継承の在り方について、石破首相は、女系天皇についてより柔軟な姿勢を持つものと思われましたが女性天皇・女系天皇にとくに前向きな印象は持たなかったということですね。
そしてもう1人のキーパーソンである立憲民主党の野田代表に注目しているとうことですね。これからは愛子さまの活躍がどんどん見られて愛子天皇への声は高まっていくでしょうからね。
愛子さまの初地方公務は佐賀の国民スポーツ大会で愛子さま目当ての人も多かったですからね。多くの人々が出迎える中、愛子さまは終始、明るい笑顔で手を振られたりしていたわけですね。
もともと、愛子さまが単独での初めての地方ご公務は、能登半島地震の被災地となった石川県の七尾市へのお見舞いが予定されていたわけですね。
これは愛子さま本人の強いご希望があったとされていますが皇室の公務は一般に、宮内庁に要請があってそれに応えるという流れだったわけですね。
だから最初から愛子さまが被災地を望まれたというのは異例だったわけですね。困難な道を歩まれている方々に心を寄せることこそが皇室の役目と日赤に就職する時の文書回答だったわけですね。
ただその被災地にさらに豪雨があり取りやめになったわけですね。でも愛子さまが被災地に対する強い気持ちは伝わったわけですね。
そして愛子さまは天皇皇后両陛下のお子様で女性だから天皇になれないのはおかしいという声がどんどん大きくなっているわけですね。
これから公務が増えていくたびに愛子さまこそ次の天皇陛下に相応しいという共感が強くなるわけですね。でも今の皇室典範の規定では、愛子さまをはじめ未婚の女性皇族方は結婚すると皇族の身分を離れられるルールになっているわけですね。
ご本人が結婚後も皇室に残りたいと言っても皇室を離れるしかないわけですね。このようなルールをそのまま放置していいのかということですね。
でもこのルールを変えることが出来るのは皇族ではなくて国会しか皇室典範を改正することはできないわけですね。ただ20年以上前から今のままでは皇室が終わると言われてきたわけですね。
でも皇室典範改正の議論は先延ばしされてきたわけですね。そしてついに愛子さまが成人になられて大学も卒業されて結婚も先の話ではなくなったわけですね。
もうこれ以上の先延ばしは許されない局面を迎えているわけですね。そもそも上皇さまが退位されるときに皇室典範特例法が可決され国会は全会一致で「安定的な皇位継承を確保するための諸課題、女性宮家の創設等」について政府が「速やかに」検討すべきと附帯決議として要請したわけですね。
これは2017年6月ですがその報告書が国会に提出されたのは、決議から4年以上が経過した2022年1月でしかもその内容は課題に対して白紙回答だったわけですね。
安定的な皇位継承の諸課題を勝手に皇族数の確保にすり替えた報告書だったわけですね。でもこの報告書を基に国会で話し合われたわけですね。
ただ結局は女性皇族が結婚後に配偶者や子供を一般人扱いにするか皇族にするかで揉めてとん挫したわけですね。
そもそもなぜとん挫したかというと検討の土台となるべき有識者会議報告書の中身自体が、あまりにもお粗末だったことが大きな原因ということですね。
女性皇族が結婚後も皇族となりその配偶者や子供は一般人でもう一つが旧宮家系の男系子孫に限定して他の一般国民には禁止されている皇族との養子縁組を例外的に認めて皇族の身分を与えるという案だったわけですね。
そもそも安定的な皇位継承で一番問題となっているのが男系男子に限定した制度ですね。これは明治時代の皇室典範で男系男子に限定された伝統でも何でもない制度で側室とセットでしか成り立たない制度だったわけですね。
それが側室も廃止され一夫一婦制の下で、少子化が進んでいる中で安定的な皇位継承は無理なわけですね。つまり仮に養子縁組が出来たとしても安定的な皇位継承は望めないわけですね。
それにそもそも旧宮家の養子も国民としての自由や権利を放棄して皇族になろうとする当事者が現れるのかどうかという問題もあるし憲法14条の門地の差別にあたるとして憲法違反が指摘されているわけですね。
これに対して内閣法制局も制度が制定されたら違反ではないと逃げていて制度そのものが違反かについての答弁から逃げているわけですね。
それに女性皇族が結婚して皇族の身分を保持しても配偶者や子供が一般人なんてどう考えても無理なプランですからね。
逆に親の代から国民で、すでに国民の血筋になった者が皇族になれる案なわけですね。そしてその子孫から天皇になる可能性も残されている案なわけですね。
それはもう国民の子供と海外からはみなされますからね。まぁそれが石破首相と野田代表になって問題の本質の議論が出来るかということですね。
石破首相はこれまでは女系も完全否定せず議論と訴えていて小林議員から女系天皇を否定しないのかと問われ大事なのはいかにして国民統合の象徴の皇室をお守りしていくかという答え方をしたわけですね。
まぁこれは安倍派閥に配慮した発言というのもあるのでしょうが少なくとも高市早苗さんと比べた場合はより柔軟な姿勢だということですね。
皇位継承問題に対してブレーキをかけ続けた安倍晋三元首相と考えが似ている高市氏の政治スタンスから考えると、おそらく今出されている報告書からしか議論しないだろうから進展は見込めないわけですね。
そういう最悪のコースを避けられる可能性はあるわけですね。皇位継承問題への知識も関心も、他の総裁候補だった議員らより持っているように見えるということですね。
でもやはり衆議院選挙次第というのもありますがまだ参議院の安倍派閥も残っているし党内の男系男子維持に固執する勢力への配慮が欠かせないだろうということですね。
ただ立憲民主党が野田代表になったことが大きいわけですね。立憲民主党のインターネット番組「立憲ライブ」で辻元清美代表代行と対談した時に皇位継承問題についても話しているようです。
NHKでも記事になっていますが野田代表の発言としては女性皇族が結婚後も皇族にとどまれるようにするやり方が大事だが、その配偶者やお子さんが皇族になるのか、国民のままなのかわれわれと他の党と差があると指摘したわけですね。
そして私は配偶者もお子さんも皇族にすべきだと思う。男系の女性天皇に持っていくためにも、今のところ配偶者やお子さんの問題をどうクリアするかだと述べています。
立憲民主党の党の番組で、代表と代表代行との対談において、このような発言があったということは、ほぼそのまま立憲民主党の見解と受け止めていいわけですね。
これまでは泉代表の時は男系男子の考えでしたが野田代表になって愛子天皇の可能性も含めた意見ともとれる発言なわけですね。
つまり野田代表になって皇室には前向きな変化が、ハッキリと現れたわけですね。しかも野田代表は男系の女性天皇に持っていくためにもと発言しているわけですね。
政界的には「女性天皇」のさらに先にある課題と受け取られている「女系天皇」というテーマを今の段階で持ち出せば、ハレーションを起こして「女性宮家」すら実現が困難になるおそれがあるため敢えて男系の女性天皇と発言したのではないかということですね。
そして野田氏は代表選期間中に「女系天皇を認めるかどうかが問われるのは決勝、女性天皇を認めるかどうかが問われるのは準決勝、今は皇族数の確保をめぐる準々決勝」という趣旨の発言をしていたようです。
今の段階では女系を持ち出すと男系固執派が暴れだすので女系に踏み込むのは参議院選挙が終わって安倍派閥が撃退されてからということかもしれませんね。
共産党も自民党の意見には反対ですがもともと天皇・皇室に対して冷淡な立場なので自民党とのギリギリの綱引きによって粘り強く事態を動かそうとする熱意は感じられないということですね。
だからそういう意味でも野党第一党の立憲民主党の野田代表がこのような発言をしたことは評価できるということですね。
野田代表としてもまずは女性皇族が結婚後も皇室の残ってもらい配偶者や子供も皇族の身分になってもらうことが最優先と考えているのだろうということですね。
まぁ9割の国民が女性天皇を支持しているのでむしろ今回の選挙で女性天皇を大きく訴えた方が議席を獲得できたと思いますけどね。
今回の衆議院選挙に関しては安倍派閥にはどんどん議席を落としてもらってそして女性天皇を訴える議員には頑張ってほしいですね。恐らく立憲民主党は議席を伸ばすだろうし今後の安定的な皇位継承の議論に期待したいですね。
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