ガーター勲章の舞台裏：カミラ王妃の意味深発言
日本ドットコムで特にイギリス王室に詳しい君塚直隆さんが記事を書いていましたね。天皇皇后両陛下が国賓としてイギリスに訪問されて日英両国の友好親善がさらに進展する機会となったということですね。
両陛下はオープンキャリッジの馬車で沿道の人々ににこやかに手を振られウェストミンスター寺院では、無名戦士の墓に献花されたということですね。
それで天皇陛下はガーター勲章を授与されて晩餐会にも出席されたわけですね。ヨーロッパでは中世から国の支配層ららが相互に外国を訪問する際には、お互いの国の最高勲章を交換するのが習わしとなっているようです。
それで日本に関してはキリスト教の国ではないけどもエンペラーということで特別に天皇陛下にも英国最高位のガーター勲章が授与されたわけですね。
本来はキリスト教徒のみに授与される栄誉でしたが19世紀のビクトリア女王の時代に異教徒の君主に初めて授与されたということですね。
でも跡を継いだエドワード7世は儀礼に厳しい君主で、よほどの相手でなければガーター勲章を異教徒に贈ることはなかったようです。
そしてそのよほどの相手とされたのが明治天皇だったわけですね。日本が日露戦争でロシアに一定の勝利を収めた時のようですね。
帝国の中の帝国とも呼ばれた大英帝国にとって最も重要なインドの防衛に協力することが決まった第2次日英同盟の締結によって、明治39年に明治天皇にガーター勲章が贈られたようです。
政治的な意味も絡んでいたんですね。そしてその後も大正、昭和の両天皇と上皇陛下にも、それぞれ贈られているわけですね。
20006年以降では非キリスト教徒でガーター騎士団に列せられているのはこれら日本の天皇のみで天皇陛下は日本人として5人目の騎士となられたわけですね。
ちなみにチャールズ国王は昭和天皇から以前に贈られた大勲位菊花大綬章（だいくんいだいじゅしょう）を着用されていたようです。
スピーチではチャールズ国王のお孫さんも好きな日本の人気キャラクター「ポケットモンスター」や「ハロー・キティ」なども含まれていたわけですね。
天皇陛下も水研究をされてきましたがチャールズ国王もケンブリッジ大学の学生の頃から地球環境問題に関してつねに警鐘を鳴らしてきたようで環境問題でもプロ中のプロのようです。
近年では毎年開かれる国連の気候変動会議のCOPにも毎回出席していて、基調演説をされているようです。だからチャールズ国王も天皇陛下もこうした問題についてこうした問題に強力にタイアップしながら手を取り合うことができるということですね。
天皇陛下が国賓として英国訪問したのは昭和天皇と上皇さまに続いて3代目になるようです。ただ今回は明らかな違いがあったということですね。
特に上皇さまは、昭和天皇に代わって戦後に国内外を回り、太平洋戦争の慰霊の旅を続けられたわけですね。こうした姿勢が英国訪問の際にも垣間見られ、晩さん会でのお言葉でも戦争について深く触れられたようです。
今回の天皇陛下のお言葉にも日英両国には、友好関係が損なわれた悲しむべき時期がありましたと、太平洋戦争に関する言及も見られたけども未来志向の部分が大半を占めていたということですね。
そしてこれはチャールズ国王のスピーチも同様だったということですね。もともと天皇陛下とチャールズ国王は留学時代に釣りをしたりしていたので親密さがあったわけですね。
お二人の会話はずっと途切れることなく、時として大笑いされる様子も見受けられたということですね。それはまるで、ユーラシア大陸の反対側から久しぶりに訪ねてきた「弟」と、歓迎する「兄」のようなお姿だったということですね。
そういえば秋篠宮ご夫妻がイギリスに行った時はチャールズ国王も嬉しそうではなかったですね。紀子さまと話をする時は癖もあるかもしれませんが手をポケットに突っ込んでいましたからね。
ちなみにチャールズ国王の実の弟であるアンドリュー王子は天皇陛下と同い年で誕生日も4日違いだったようです。日本の秋篠宮さまがイギリスで言うアンドリュー王子って感じですからね。
ちなみに天皇陛下が初めてチャールズ国王に会ったのは留学の時ではなくてもっと前だったようですね。チャールズ国王が大阪万博を訪れた1970年に初めて会っているようですね。
その時はチャールズ国王は21歳で天皇陛下はまだ10歳だったようです。まだ10歳なら凄い人が来たって感じですかね。
そして親密になられたのは、天皇陛下がオックスフォード大学に留学された1980年代前半ということですね。この留学時代に天皇陛下はチャールズ国王とスコットランドの別荘で釣りやBBQをして楽しまれたわけですね。
それから天皇陛下はたびたび英国を訪れ、チャールズ国王も平成と令和の2代の天皇の即位礼に参列するなど、互いに友好を温められてきたわけですね。
その関係が現れたのがチャールズ国王のスピーチで天皇陛下に対して英国にお帰りなさいと述べられたわけですね。チャールズ国王が自身の心から自然に出たお気持ちだろうということですね。
そして天皇陛下もテムズとともにでイギリス留学のことを人生にとって最も楽しい一時期といってこのまま時間が止まってくれたらと語っているわけですね。
だから天皇陛下にとっても第二のふるさとに戻ってきたという気持ちがあふれていたわけですね。街でもお帰りなさいとお言葉をたくさんの人にかけられて嬉しかったようですね。
昭和天皇も上皇さまも時代と状況さえ許せば、きっと英国に留学されたかったと思われるということですね。それを果たすことができた天皇陛下の時代までに、日本の皇室とイギリス王室は、まさに家族ぐるみの付き合いができる関係を築かれたということですね。
まぁ雅子さまも凄かったですね。最初の挨拶ではなかった27日お別れの挨拶でチークキスをされて対応が難しそうなカミラ王妃と完全に仲良くなっていましたからね。
ちなみに順番としたらチャールズ国王とカミラ王妃が今度は日本に来る晩ですが高齢だし癌と健康の問題もあるのでその場合には名代としてウィリアム皇太子ご夫妻の訪問もありうるということですね。
ただこれもキャサリン皇太子妃のご健康の問題もあるわけですね。まぁどちらにしても実現してほしいですね。ちなみにフジテレビの報道では最後のお別れの場面でチャールズ国王がお気をつけてと声をかけられてカミラ王妃はぜひ私たちも日本を訪問したいと思っていますと挨拶され、両陛下を見送られたようです。
まぁチャールズ国王の健康の問題もあるしキャサリン妃の健康の問題もありますが今回のイギリス訪問は大成功でしたね。日本に来たら愛子さまは絶対に会いますからね。
ただ次にチャールズ国王夫妻やウィリアムズ皇太子夫妻が来日するとしたら悠仁さまの進学先が確定しているときだからイギリスでは遠慮なく真実を報道してほしいですね。
美智子さまに英国王室が激怒：馬車パレードで変化
AERAに両陛下のイギリス訪問について書いていましたね。ロンドンのバッキンガム宮殿へとつながる大通り「ザ・マル」を、天皇陛下とチャールズ国王、雅子さまとカミラ王妃が馬車に乗って沿道からの完成に手を振って笑顔で答えられたわけですね。
そして馬車には屋根はなかったということですね。元侍従で駐英公使も務めた中京大の客員教授でもある多賀氏は日本とイギリスの間にあった元捕虜の問題に関しての溝を残していた時代は、もう終わったのだと実感したということですね。
平成の時に上皇ご夫妻が行かれた時はかなりいろんな場所でシュプレヒコールが行われていましたからね。馬車だけじゃなくて車で移動の時もシュプレヒコールをしていましたからね。
この多賀氏の平成の天皇、皇后両陛下が国賓として英国に招かれた1998年当時、宮内庁から外務省に戻り、駐英公使として赴任していたようです。
それで現地で両陛下をお迎えするための人事だったようです。1990年代に入り戦後50年の節目が近づくと、イギリスでは元捕虜らが日本に謝罪や補償を求める抗議行動が盛り上がっていたようです。
それで両陛下の訪英が決まると、イギリスの新聞は戦争中の捕虜問題を訴える記事をたびたび掲載したようです。そうした動きを受けて、英大衆紙「サン」が捕虜の扱いを謝罪する橋本龍太郎首相の寄稿文も掲載されたようです。
まぁ一度そういう団体が抗議運動を始めるとややこしい問題ですからね。それで1998年5月、平成の天皇と皇后がイギリスを訪問したわけですね。
バッキンガム宮殿に続く800メートルの沿道には、両陛下のパレードを待つ日英の市民らが集まったようですが映像で残っていて確認できるのはシュプレヒコールのシーンだけですからね。
けっこう何ヶ所かシーンが残っていますが歓迎しているシーンが映像として残っていないですからね。まぁただこの時は不測の事態に備えて、馬車は個室のボックス型だったわけですね。
意外と昭和天皇皇后の時はそういう団体が立ち上がっていなかったのか大丈夫で沿道からは歓迎の声も大きかったようですが旧日本軍の元捕虜らでつくる団体が馬車に背を向け、シュプレヒコールを浴びせたわけですね。
彼らは天皇訪英が補償や謝罪に向けてアピールする最後の機会だと考えていたこともあって抗議をしないわけにはいかないとの気持ちもあったのだろうということですね。
まぁ韓国のように隣国だったら度々ニュースにもなるから炎上が収まらないけどもイギリスだったら距離も離れているし抗議運動も納まったんですかね。
パレード当日の朝、両陛下は抗議行動があることを把握していたようです。両陛下は渡辺侍従長との朝食の場で、現地大使館からの抗議行動があることについて報告を受けていたようです。
デモはしないけども背を向けた抗議行動をするということですね。晩餐会でも上皇さまは戦争により人々の受けた傷を思う時、深い心の痛みを覚えますがと戦争についても触れられたようですね。
そしてパレードの後、両陛下は無名戦士の墓があるウェストミンスター寺院を訪れて寺院に到着した時に車から降りると、道を挟んで元捕虜らがズラリと立っていたようです。
それで関係者はどうぞ建物へと案内されたけども天皇陛下は立ち止まってしばらく動かなかったようですね。道を挟んで元捕虜らとじっと向き合っていたようです。
美智子さまも、天皇陛下の傍らに寄り添っていたようです。わずか数十秒だったけども、日本側にとっては緊張感のある場面だったようです。
寺院に入って無名戦士の墓に花と祈りを捧げて寺院を出発する両陛下に「エンペラー、ノット・カム！」とシュプレヒコールを繰り返した元捕虜の団体だったけどもこのときに天皇が向かい合ってくれたことで、自分たちの気持ちをわかってくれたと感じたと、メンバーがのちに語っているようです。
まぁ政治的な発言が出来ないのでじっと見つめるぐらいしか出来なかったというのはあるんでしょうね。 ただ今回の天皇皇后両陛下の訪英で皇室とイギリス王室の距離の変化を感じたということですね。
上皇ご夫妻が訪英した時はイギリス王室と親しく交流をしていてもどこか張り詰めたものがあったようです。まぁここにすべてが詰まっている感じがしますね。
天皇陛下が留学したのは1983年から1985年で昭和だったわけですね。ちなみに当時の関係者によると、英国との太いパイプを持っているのは自分だと口にする皇族もいたようです。
まぁ確かにこれに関してはイギリスの公文書でも判明していますが上皇さまは過去に何度か訪英していたが、他の皇族のように親密な関係を築けていないことを上皇ご夫妻は懸念していたという文書が公開されたようですね。
まぁ上皇さまは過去に何度か訪問していたがとあるので上皇さまよりも美智子さまが親密な関係を築けていなかったのではないですかね。
ちなみにここで他の皇族のヒントとしてイギリスの外務省のライト氏は秩父宮妃や三笠宮家、常陸宮家のような長年にわたる個人的なつながりという確固たる基盤に欠けていたと説明とあるので美智子さまだけ関係が悪かった感じにも見えますね。
実は関係が悪い証拠を見つけました上皇さまと美智子さまは皇太子ご夫妻時代の1981年にチャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚式に出席しています。
その時の衣装がなんと美智子さまは白の衣装だったんですよね。純白の衣装に小さい帽子とベールまでつけていたようです。
そしてエピソードとして美智子さまの帽子デザイナーは小さいけども他の人達の大きな帽子より良く目立ったと褒められたようです。
結婚式は主役は当然チャールズ皇太子とダイアナ妃だから普通は白い衣装は避けるわけですね。白は通常、花嫁の色とされていて少なくとも海外の女性ゲストが白を着ると花嫁と競合するからマナー違反なわけですね。
まぁこれは日本の結婚式でも当たり前のルールですからね。そして派手すぎないように気を付けなければいけないのに帽子もベール付きで他の人よりも目立ってよかったと帽子デザイナーにお褒めの言葉があったようですからね。
こうしたイギリス王室の結婚式で美智子さまの行動についてはドン引きされていたかもしれませんね。まぁ皇太子ご夫妻としてだからそんなに目立たない場所で写真もあまり残っていませんがちょっとイギリス側から好かれていなかった理由がわかる気がしますね。
だから上皇ご夫妻がイギリス滞在中にイギリス王室とも緊張感があったわけですね。それが令和になり天皇皇后両陛下はイギリス留学経験もあり天皇陛下はエリザベス女王にも気に入られていましたからね。
そしてチャールズ国王ともいい関係が築けていましたからね。チャールズ国王とは釣りをしたりBBQをしたり雅子さまもカミラ王妃とチャールズ国王に最後チークキスをされていて凄い良好な関係が築けたことが伝わってきましたね。
両陛下には今後もどんどん国際親善でいろんな国に行って活躍してほしいですね。
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